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診療案内

整形外科
整形外科では体を動かす骨や関節、筋肉さらには神経などの運動器に起きる問題点を診断し解決する方法を提案しています。
その原因としては年齢的なものや怪我によるもの、成長期に特有のものなど多岐にわたりますが、時に腫瘍や感染・リウマチなどの炎症によるものも見られます。

特に頻度が多いのは高齢化社会になったことで起こる変性疾患です。
日本では近年、平均寿命は非常に延びてきましたが、残念ながら元気に出かけたりスポーツをしたりという健康寿命は平均寿命より約10年位短くなっています。
より質の高い生活を送ることが求められる中で、整形外科の役割は大きいものと考えています。
最も大切な対処法は姿勢や運動、保温するなどの日常生活上の注意点を把握していただくことです。
その上で、投薬(飲み薬、シップ、塗り薬、注射)、リハビリテーション(理学療法、物理療法)、
装具療法(コルセット、インソール、サポーター)なども併用して患者様のつらさを和らげていきます。

以下に示すような症状でお困りの方は、是非ご相談ください。

・首や腰が痛い、肩がこる
・痛みや不安定感があり上手く歩けない
・手足がしびれる
・関節が痛む、動きが制限されている(肩、肘、手指、股、膝、足首など)
・腫れている、しこりを触れる
・変形している、曲がっている
・怪我をしてしまった
近年、健康志向の高まりによりスポーツを楽しむ人口は増えてきています。
体を動かすことは大変重要なことですが、場合によっては怪我をしたり体の不調につながることもあり得ます。
長期にわたりスポーツを楽しむためには、十分なウォーミングアップやストレッチングをすること、正しいフォームを身につけること、適度な水分補給を行うこと、適切なトレーニングや運動後のクールダウンを行うこと、時には休むことも大切です。
それでもスポーツに怪我はつきものです。スポーツ整形では一回の大きな外力で起きる捻挫、靭帯損傷、骨折、脱臼、打撲、肉離れなどや、小さな外力が繰り返し加わることによって起きる野球肘、テニス肘、ゴルフ肘、疲労骨折などを治療いたします。

これらのスポーツ障害の治療にあたっては、早期にスポーツ復帰ができるよう患部の治療を進めるとともに、再発を予防することを目標に行ってまいります
スポーツで怪我をしたときは、特に初期治療が重要ですので、お早めにご相談ください。
関節リウマチは関節に起きる自己免疫疾患であり、こわばりや腫れ、痛みなどの症状を発症します。30代から50代が発症のピークですが、どの年代にも起こりえます。男性より女性の方が多い傾向にあります。

関節リウマチによる炎症が進行すると軟骨や骨を破壊し関節機構が低下していきます。リウマチ治療の最大の目的は、いかにこの軟骨や骨の破壊を抑えるか、つまりは出来るだけ早期に発見するかが極めて重要です。
関節リウマチの初期症状は朝のこわばりです。数分で解消するこわばりならば他の疾患を考えますが、1時間以上継続する場合には要注意です。ほかに関節の腫れや痛みが複数関節にみられたり、関節の腫れを触った時に骨のように硬くなくゴムのような弾力性を感じるようであれば疑われます。

現在は様々な治療薬が開発され、かつてはコントロール出来なかった関節リウマチも治療可能な時代になっています。
関節リウマチがご心配な方は是非一度ご相談ください。

次のような症状でお悩みの方は、
ぜひご相談ください。

首や腰が痛い、歩きづらい

頚椎症、腰痛症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症
など。

関節(肩・肘・手指・股・膝・足)が痛い

変形性関節症、五十肩、痛風、関節リウマチなど。

手足のしびれや痛み

手根管症候群、腱鞘炎、頚椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
など。

けがをしてしまった

骨折、脱臼、捻挫、切り傷、打ち身など。

スポーツ障害によるもの

テニス肘、ジャンパー膝、野球肩など。

病診連携
入院や精密検査、そして手術などの高度の医療が必要な場合には、医師の専門性を十分に考慮して近隣の中核病院に御紹介致します。患者様のご希望があれば、慶應義塾大学病院はじめ遠方の病院でも紹介させていただきますので、遠慮なくお申し出ください。 その下に「主な紹介先の病院」

MRI検査について

近年、医療検査機器の開発は目覚しいものがありますが、特にMRIの担う役割は多大です。
MRIがこれほど普及する前には診断に難渋していた疾患も、容易に診断できるようになりました。

MRIの撮影に関しては、当施設にはないため協力病院へ依頼しております。予約の手続き、撮影後の説明は当院にて行っております。

MRIの長所
・痛みを伴わない検査である
・磁気を利用しているので、放射線を浴びることなく安全である
・病気の質的な変化が捉えられる
・外来で可能である
・どのような断面の画像でも撮ることができる

MRIが有用な代表的疾患の一例

代表的な腰椎疾患

正常腰椎のMRI

正常腰椎のMRIの画像です。

腰椎椎間板ヘルニアの患者さまのMRI

一番下の椎間板が右側に出っ張り、神経を圧迫している画像が捉えられています。

腰部脊柱管狭窄症の患者さまのMRI

矢印で示されている部分が、砂時計のように細くなっているのが
分かると思いますが、まさしくこれが神経を圧迫している病状を捉えた画像です。

代表的な膝関節疾患

正常膝関節のMRI

正常膝関節のMRIの画像です。

膝半月板損傷の患者さまのMRI

丸で囲った部分が半月板ですが、三角形の黒い影の中に水平に白いラインが
入っているのが分かると思いますが、これが半月板が切れている所見です。

大腿骨骨壊死の患者さまのMRI

丸で囲まれた部分は大腿骨の下端を示していますが、
この部分の骨が一部栄養不足に陥り、陥没しているのが分かります。

骨粗鬆症について

「骨粗鬆症」とは、骨の量が徐々に減少してスカスカになり、骨折が起こりやすくなった状態です。
現在、寝たきりの方の原因の第2位が骨粗鬆症による骨折です。

原因
・カルシウム不足
・加齢
・体格
・閉経
・生活習慣(喫煙、飲酒、運動不足)
・遺伝
・体質
症状
・身長が低くなる
・背中や腰が丸くなる
・腰や背中が痛む
骨折しやすい場所
・背骨、手首、股関節、肩など
背骨の圧迫骨折
手首の骨折

まずはご自分の骨密度を調べてみましょう

骨密度が「若年者の80%以上」の方は、正常範囲です。
骨密度が「80%~70%」の方は、境界領域です。
骨密度が「70%未満」の方は、骨粗鬆症です。

骨粗鬆症の治療

食事
・カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取
運動
・適度な運動を心がけ、骨に負荷をかけることにより、骨を強くする
日光浴
・適度に日光に当たることにより、ビタミンDが作られる
薬物療法
・カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの補給
・骨からカルシウムが溶けるのを抑える薬
・女性ホルモンを補給する薬

どの薬を使えばその患者さまにとって一番有効かは、尿検査や血液検査を行うことで判断します

膝の痛みに対するヒアルロン酸による治療法

ヒアルロン酸とは
・関節の潤滑液の主成分
・関節を滑らかに動かす役割

加齢とともにヒアルロン酸は減少し、潤滑液としての役割が低下していきます。
そのため、軟骨は磨り減り、膝の変形は進行していきます。
そこで、不足してきたヒアルロン酸を関節内に注射して補給することにより、
軟骨の磨り減りを予防してあげます。

一般的には、1週間に1回を5回連続して行い、その後は2~4週間おきに注射を続ける
場合もあります。

膝の痛みでお悩みの方はご相談ください。

にんにく注射 ~疲労回復に~

「にんにく注射」という名前をご存知でしょうか?
アテネオリンピックで日本選手のパワーの源になったり、
元プロ野球選手の清原和博さん、元サッカー選手の中田英寿さん
などが疲労回復のために愛用していることで有名になりました。

にんにく注射といっても実際ににんにく自体は入っておらず、
にんにくの主成分であるビタミンB群が配合されています。
このビタミンB群は細胞活性化作用があり、新陳代謝を高め、
筋肉運動を活性化させ疲労回復効果を有しています。

さらに当院では、肌の老化防止と元気の源であるビタミンCと
グルコースを配合しました。

最近疲れているかな、元気が出ないなという方に、
短時間で疲労回復が図れるにんにく注射を行っています。

横浜市瀬谷区の整形外科・リハビリテーション科
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